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琵琶歌
ふりがな文庫
“琵琶歌”の読み方と例文
読み方
割合
びわうた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びわうた
(逆引き)
家の門を
這入
(
はい
)
ると、今度は門野が、主人の留守を幸いと、大きな声で
琵琶歌
(
びわうた
)
をうたっていた。それでも代助の足音を聞いて、ぴたりと
已
(
や
)
めた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
叙事詩と小説の相違は、
琵琶歌
(
びわうた
)
と講談の相違である。琵琶歌は感情の
浪
(
なみ
)
に乗って事件が語られ、講談はそれがさも有る如く、事件がレアールに描写される。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
縁側から
厠
(
かわや
)
へ行く客の顔は火のように赤かった。やがて和尚さんのまずい詩吟が出たかと思うと、今度は
琵琶歌
(
びわうた
)
かとも思われるような一種の朗らかな吟声が聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
琵琶歌(びわうた)の例文をもっと
(7作品)
見る
琵
漢検準1級
部首:⽟
12画
琶
漢検準1級
部首:⽟
12画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
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岡本綺堂