“琵琶歌”の読み方と例文
読み方割合
びわうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の門を這入はいると、今度は門野が、主人の留守を幸いと、大きな声で琵琶歌びわうたをうたっていた。それでも代助の足音を聞いて、ぴたりとめた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
叙事詩と小説の相違は、琵琶歌びわうたと講談の相違である。琵琶歌は感情のなみに乗って事件が語られ、講談はそれがさも有る如く、事件がレアールに描写される。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
縁側からかわやへ行く客の顔は火のように赤かった。やがて和尚さんのまずい詩吟が出たかと思うと、今度は琵琶歌びわうたかとも思われるような一種の朗らかな吟声が聞こえた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)