“琵琶橋”の読み方と例文
読み方割合
びわばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俗に、琵琶橋びわばしという江戸川上水の石橋をわたって、だらだら坂の中腹に見える大谷石おおやいし苔崩こけくずれした石段を七、八段のぼると、その上だ。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よい五刻いつつに、江戸川上水の琵琶橋びわばし(今の石切橋)に着く——という嫁方との打ち合せなので、その輿こしを、出迎えるためだった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)