“琵琶師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びわし50.0%
バンドゥリスト50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、琵琶師（びわし）が琵琶を弾ずるときのように、長剣を、きっさきを上に、膝のうえに斜めにかまえて、声を合わせて、左手の爪（つめ）で刀刃（とうじん）をはじくのである。
巷説享保図絵 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)
このやうに珍らしい歌を、これほど巧みに歌ふ琵琶師（バンドゥリスト）はつひぞこれまで見なかつた。はじめ彼はサガイダーチヌイだの、フメリニーツキイだのといつた、昔の大総帥（ゲトマン）の物語をうたつた。
ディカーニカ近郷夜話　後篇：03 怖ろしき復讐 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)