“相”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そう27.9%
すがた25.2%
あい23.2%
あひ9.5%
さう7.1%
しょう1.2%
スガタ1.2%
サウ1.0%
0.5%
たす0.5%
(他:11)2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“相”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
和のづるや、帝、袁柳荘えんりゅうそうの子の袁忠徹えんちゅうてつをしてそうせしむ、忠徹いわく可なりと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それはひそやかに、後ろに廻っていたものの腰車を払って、遺憾いかんなきまでに斬って抜け、左へ返すやいな、八そうの落し。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が——刻々にも、大きく動いている時のすがたは、わしのような者の詠嘆のために、いつまでも、同じ光景を呈してはおかない。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雲の海は、怒濤どとうすがたを起しはじめた。——やがて濃尾のうびの平野はその下からあきらかに見え出してくる。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また「孔子世家」によれば、有若の状孔子に似たるをもって、弟子あいともに立てて師となし、孔子に仕えたように仕えた。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
供とは共同食事、神や祖霊とともにすべての家族があい饗することであり、節はすなわち折目、改まった日ということであった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
塲面ばめん々々のかんじとあひ俟つて音響おんけう効果こうくわじつたくみもちゐられてゐるが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
勘次かんじもおしなそのときたがひあひしたこゝろ鰾膠にべごとつよかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
まへさんはなにか(人相見にんさうみ)に、水難すゐなんさうがあるとでもはれたことがありますかい。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
こゝろ不快ふくわいいだき、かほ憤怒ふんぬさうあらはしたなど、ある意味いみからいふと
○ 羿==古代有窮国の君主で弓の名人であつた。夏の王、しょうを亡ぼして天子の位を奪つたが、後、臣寒さくに殺された。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
英国の霧消散実験では、チャーチルが燃料しょうにメッセージを発し、主な実験には、夜中でも大臣が立会った。
硝子を破る者 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
姫の俤びとに貸す爲の衣に描いた繪樣ヱヤウは、そのまゝ曼陀羅のスガタを具へて居たにしても、姫はその中に、唯一人の色身シキシンの幻を描いたに過ぎなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
姫の俤びとに貸す爲の衣に描いた繪樣ヱヤウは、そのまゝ曼陀羅のスガタを具へて居たにしても、姫はその中に、唯一人の色身シキシンの幻を描いたに過ぎなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
なるほど、憤怒フンヌサウもすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、當今大倭一だと言はれる男たちの顏、そのまゝだと言ふのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
なるほど、憤怒フンヌサウもすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、當今大倭一だと言はれる男たちの顏、そのまゝだと言ふのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
相逢無語翻多恨 いてことばかえって多恨なごりお
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
平凡な読みては、自分とその対象をたいにしておいたままで、ちょいちょい本へ出入りして、わずかのものを運び出して来て自分の袋へつめこんで自分は元のところにいるのね。
そのうえ死者もし知る事なくんばその血を鐘に塗りて何の益あろうか、万一死者にして知るあらばわれは敵をたすくるはずがない。
(礼にそむくわけには行かない。しかし、無道の人に招かれて、たとい一日たりともこれをたすけるのは士の道でない。況んや策を以て乗じられるに於ておやである。)
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「…………」答えもしないで臙脂べにをさしている、鏡の中のお米の目、やや狂恋きょうれんかたちがある。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相摸さがみさがという字に楠正成くすのきまさしげしげという字だが、相成さがしげじゃア分らねえし、又きもじさまとア誰の名だか、それから
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「この国のあらん限り、世のさまはどう変ろうと、剣の道——ますらおの精神こころの道が——無用な技事わざごとになり終ろうか」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孝助々々、縁は切れても、ホッ/\血統ちすじは切れんという道理に迫り、もとより私は両人ふたりを逃がせば死ぬ覚悟、ホッ/\江戸で白翁堂にて貰った時、お前は死相が出たから死ぬと云われたが、実に人相の名人という先生の云われた事が今思い当りました
ルコトノ
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此事ハ必/\一人リでおもい立事のけしてアイならず候。一人リでいたりやこそ(龍ハはやしぬるやらしれんきにすぐにとりつく。)
おれは女がいつも牽いて来る毛の白い、脚の長い、狼のやうなアスペをした RÉVRIER 種の猟犬の気はひがしなかつたのでアルアンドだとは気づかなかつたのだ。
素描 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
アヒの山も此一種で、サヽラを持つて門附けをして歩いた。
お伽草子の一考察 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さうなる筈の、風水フウスヰソウが、「まろこ」の身を招き寄せたのだらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
『書經』の立政篇に、「其惟吉士。用ツトメテタスケ我國家」とある國家は、前後の文句に照合して、國と同じ意味で、略今日の國家と同樣の内容をもつかと想ふが、斷言は出來ぬ。
しかしこの有機体の細胞であり神経であるところの審査員や出品者が全部入り代らない限りは、変化とは云うものの、むしろ同じもののフェースの変化であって、よもや本質の変化ではあるまい。
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)