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菜種油
ふりがな文庫
“菜種油”の読み方と例文
読み方
割合
なたねあぶら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なたねあぶら
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
其
(
そ
)
の
菜種油
(
なたねあぶら
)
のやうに
櫟林
(
くぬぎばやし
)
と
相
(
あひ
)
接
(
せつ
)
しつゝ
村落
(
むら
)
の
西端
(
せいたん
)
に
僻在
(
へきざい
)
して
親子
(
おやこ
)
三
人
(
にん
)
が
只
(
たゞ
)
凝結
(
ぎようけつ
)
したやうな
状態
(
じやうたい
)
を
保
(
たも
)
つて
落付
(
おちつい
)
て
居
(
ゐ
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
マンは、釜をきれいに洗って拭き、台所の一角にある、「
荒神様
(
こうじんさま
)
」の神棚に供えた。
菜種油
(
なたねあぶら
)
の入っている
土器
(
かわらけ
)
に、
燈心
(
とうしん
)
をかきたてて、マッチで、火をつけた。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
帆さきと艫に油灯がついているところを見ると、すくなくとも昨夜の六ツ半ごろまではたしかにこの船にひとのいたということは、油灯の
菜種油
(
なたねあぶら
)
のへりぐあいを見てもすぐわかる。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
菜種油(なたねあぶら)の例文をもっと
(4作品)
見る
“菜種油”の解説
菜種油(なたねゆ、なたねあぶら、en: rapeseed oil)とは、主にセイヨウアブラナから採取した植物油脂の一種。食用及び食品加工用に使われる。かつては灯火の燃料としても利用された。2016年の全世界における植物油の生産量は、パーム油・大豆油・菜種油・ひまわり油の順で3番目となっている。日本では菜種油が食用油の全生産量の6割を占めている。
(出典:Wikipedia)
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
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菜種
菜種畠
菜種畑
菜種鈎
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