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種油
ふりがな文庫
“種油”の読み方と例文
読み方
割合
たねあぶら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たねあぶら
(逆引き)
燈明
(
とうみやう
)
を
点
(
つ
)
けさつしやりませ。
洋燈
(
らんぷ
)
では
旦那様
(
だんなさま
)
の
身躰
(
からだ
)
危
(
あぶな
)
いと
言
(
い
)
ふで、
種油
(
たねあぶら
)
提
(
さ
)
げて、
燈心
(
とうしん
)
土器
(
かはらけ
)
を
用意
(
ようい
)
して
参
(
めえ
)
りやしたよ。
追附
(
おつつ
)
け、
寝道具
(
ねだうぐ
)
も
運
(
はこ
)
ぶでがすで。
気
(
き
)
を
静
(
しづ
)
めて
休
(
やす
)
まつしやりませ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
冗談
(
じょうだん
)
じゃねえ。何が
這入
(
へっ
)
てると思う。
種油
(
たねあぶら
)
だよ、しずくぐらいで
消
(
けえ
)
てたまるもんか」
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると毎夜
種油
(
たねあぶら
)
の
費
(
ついえ
)
を惜しまず、
三筋
(
みすじ
)
も四筋も
燈心
(
とうしん
)
を投入れた
偐紫楼
(
にせむらさきろう
)
の
円行燈
(
まるあんどう
)
は、今こそといわぬばかり独りこの
戯作者
(
げさくしゃ
)
の
庵
(
いおり
)
をわが物顔に、その光はいよいよ鮮かにその影はいよいよ涼しく
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
種油(たねあぶら)の例文をもっと
(4作品)
見る
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“種”で始まる語句
種々
種
種子
種類
種種
種痘
種彦
種子島
種族
種板
検索の候補
菜種油
“種油”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
夏目漱石
永井荷風
泉鏡花