“種痘”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅとう54.5%
ほうそう18.2%
うえぼうそう9.1%
うゑばうさう9.1%
しゆとう9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、そのせわしいあいだにも、種痘しゅとうのことは決してわすれず、また博物学の研究をもおこたりませんでした。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
種痘しゅとうはいうまでもなく、おそろしい天然痘てんねんとうという病気を防ぐためにほどこされるのであります。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
「へえ、繁ちゃんも種痘ほうそうがつきましたに、見て下さい」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
イクラ立派な肉附きの腕だっても、葉巻のレッテルみたいな種痘ほうそうのアトが並んでいたり、ひじの処のキメが荒いくらいはまだしも、馬のかかとみたいに黒ずんで固くなってつねっても痛くも何ともないナンテいう恐ろしいのを丸出しにしているのは
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
胎毒たいどくですか、また案じられた種痘うえぼうそうの頃でしたか、卯辰山うたつやまの下、あの鶯谷うぐいすだにの、中でも奥の寺へ、祖母に手をひかれては参詣をしました処、山門前の坂道が、両方森々しんしんとした樹立こだちでしょう。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
可懷なつかしる、ゆかしくる、種痘うゑばうさうかゆる。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
のまゝ、うと/\してると、種痘うゑばうさうわざとて、如何いかにともふせぎかねて、つい、何時いつにかはなる。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
三月さんぐわつのはじめ、御近所ごきんじよのお醫師いしやまゐつて、つゝましく、しをらしく、たゞあま見榮みばえのせぬをとこうでをあらはにして、神妙しんめう種痘しゆとうませ、
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)