“種痘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅとう66.7%
ほうそう13.3%
うゑばうさう6.7%
うえぼうそう6.7%
しゆとう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みなさんは、風呂にはいったとき、きっと、自分の二のについている三つ四つの、種痘のあとに注意したことがありましょう。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
葉巻のレッテルみたいな種痘のアトが並んでいたり、の処のキメが荒いくらいはまだしも
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
のまゝ、うと/\してると、種痘とて、如何にともぎかねて、つい、何時にかる。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
胎毒ですか、また案じられた種痘の頃でしたか、卯辰山の下、あの鶯谷の、中でも奥の寺へ、祖母に手をれては参詣をしました処、山門前の坂道が、両方森々とした樹立でしょう。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三月のはじめ、御近所のお醫師つて、つゝましく、しをらしく、見榮のせぬをあらはにして、神妙種痘ませ
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)