“但”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ただ51.0%
たゞ21.1%
ただし20.6%
4.4%
たゞし2.5%
タダ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“但”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集38.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語13.1%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ただし歌の意味も文句も、二吏の対話も、暗窖あんこうの光景もいっさい趣向以外の事は余の空想から成ったものである。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『君は此学校の先生ですか?』と、男は先刻さつき訊いたと同じ事を言つた。ただ、「貴方」と言つたのが、「君」に変つてゐた。
葉書 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『君は此學校の先生ですか?』と男は先刻訊いたと同じ事を言つた。たゞ、『貴方あんた』と言つたのが、『君』に變つてゐた。
葉書 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
たゞ倶利伽羅くりからけんす——伏木港ふしきかうから直江津なほえつまで汽船きせんがあつて
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ただし、それは胎児自身が記録した事実でもなければ、大人の記録に残っている事でもないので、いわば一つの推測に過ぎない。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
従つて、傍丘を或はもとほりの丘辺など言ふ語でうつすことはいけないので、地名にあるものは、ただし此とは別である。
だ予は、予が今日の分として、この実験の意義、価値の幾許いくばくなるかをはかり知るあたはざるのみ。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
だ、予は従来の一切の経験を以て、わが不動の信念のいしずゑとせんには、尚ほしかすがに一点の虧隙きげきあるを感ぜざるを得ざりし也。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
たゞし老職らうしよく諸役人しよやくにん不滿足ふまんぞくいろおもてあらはれたり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たゞし食後しよくご少時間しばらく休息きうそく運動うんどうはじむべきこと
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
アダムガ八千年目ノ誕生日ヲ迎エタルトキ、天帝ハ彼ノ姿ヲ老婆ノ姿ニ変ゼシメラレキ、ソレト共ニ一ツノ神通力ヲ下シ給エリ、スナワチアダムノ飼エル多数ノ鼠ヲ、彼ノ欲スルママニ如何ナル物品生物ニモ変ゼシメル力ヲ与エ給エリ、タダシソレニハ一ツノ条件ガアッテ毎朝午前六時ニハ必ズ起キ出デテ呪文ヲ三度唱ウルコトコレナリ。
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)