“限”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぎ31.9%
24.2%
かぎり17.1%
10.0%
きり9.4%
ぎり4.6%
かぎっ0.9%
0.3%
かき0.3%
きま0.3%
げん0.3%
だけ0.3%
はて0.3%
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先哲いはく……君子はあやふきによらず、いや頬杖むにる。……、さみだれの、ふるにおとづれて……か。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
村の学校は、其頃まだ見窄らしい尋常科の単級で、外に補習科の生徒が六七人、先生も高島先生一人りだつたので、教場も唯一つ。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
て無邪気な遊戯のしてを挙げたが、二時間には大風の過ぎた如く静まり返つて再び皆アトリエの中に絵筆を執つて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
のつそりハッと俯伏せしまゝ五体をがして、十兵衞めが生命はさ、さ、さし出しまする、と云ひしがりて言語絶え
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
休坂を下りて眞砂町の通りへ出た時は、主筆と私と八戸君と三人になつて居た。『隨分贅澤な會をりますねえ。』と私が云ふと
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
うでしやう」とつた物指を、つたいたなり、つたしきりつた。宗助細君ずに
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何となれば今まで随分晩餐の二度なんぞをっても平気だったもの。あの時にてこんなに遣られたのは何か外に原因がありはせんかと思う。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
えざらんぎりなきのみだれ忍艸小紋のなへたるきてくれなゐのしごき前に結びたる姿幾日らるべきものぞ年頃日頃片時はなるゝなくひしになどれざりけんさき今日までの物思ひはそも幾何昨日夕暮ながらるを
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
稻草空地めることが一でもかなればそれだけ餘計報酬晩秋收穫へるからとへて自然百姓體力活動せしめる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
海神問うらく、海水深庭三百三十六万里、世界中の民ことごとく来て汲んだって減らぬにった物を、汝一身何ぞ能く汲み尽くし得べきと。
び御親子御對顏の儀計らひ奉るべく就ては御日御沙汰ひ奉るとの儀なれば將軍吉宗公には是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お秀の室の道具は実にこれである。これだけがお秀の財産である。其外源三郎の臥て居る布団というのは見て居るのも気の毒なほどの物で、これに姉と弟とが寝るのである。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
殿下もたまには青空を仰がせられて、も無い秋の光のなかに煙の消え行く様を眺めさせられました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
只今では、大体午前の十時か十一時に終りますが、昔は、明け方、日の出をりとしたらしいのです。
信州新野の雪祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)