“無限”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むげん94.4%
かぎりなき5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、そのつかの歓喜から、彼は更に、絶望などという言葉では云い尽せぬ程の、無限むげん地獄へつきおとされて了ったのである。
お勢登場 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ちかやうでも海上かいじやうの三容易ようゐでない、無限むげん大海原おほうなばらたゞよつてつたあひだこそ、しまさへ見出みいだせば、たゞちにたすかるやうかんがへてつたが、仲々なか/\左樣さうかぬ。
想ひ出れば、我はこのためにこそ、いよ/\心をかたうしてへ、遂にわが目を無限かぎりなき威力ちからと合はすにいたれるなれ 七九—八一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)