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むげん
ふりがな文庫
“むげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
無間
47.5%
無限
28.8%
夢幻
10.2%
無絃
6.8%
無言
3.4%
夢現
1.7%
無現
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無間
(逆引き)
帆綱を握つて身を支へ、
眦
(
まなじり
)
を決して
顧睥
(
こへい
)
するに、万畳の
波丘
(
はきう
)
突如として
無間
(
むげん
)
の
淵谷
(
えんこく
)
と成り、船
幽界
(
いうかい
)
に入らむとして又
忽
(
たちま
)
ちに
雲濤
(
うんたう
)
に乗ぜんとす。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
むげん(無間)の例文をもっと
(28作品)
見る
無限
(逆引き)
近
(
ちか
)
い
樣
(
やう
)
でも
海上
(
かいじやう
)
の三
里
(
り
)
は
容易
(
ようゐ
)
でない、
無限
(
むげん
)
の
大海原
(
おほうなばら
)
に
漂
(
たゞよ
)
つて
居
(
を
)
つた
間
(
あひだ
)
こそ、
島
(
しま
)
さへ
見出
(
みいだ
)
せば、
直
(
たゞ
)
ちに
助
(
たす
)
かる
樣
(
やう
)
に
考
(
かんが
)
へて
居
(
を
)
つたが、
仲々
(
なか/\
)
左樣
(
さう
)
は
行
(
ゆ
)
かぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
むげん(無限)の例文をもっと
(17作品)
見る
夢幻
(逆引き)
余
(
よ
)
は
死
(
し
)
せるにあらぬかといふ、
夢幻
(
むげん
)
の
境
(
きやう
)
にさまよひ、
茫然
(
ばうぜん
)
として
動
(
うご
)
かずに
居
(
ゐ
)
る
後
(
うしろ
)
から、
突然
(
とつぜん
)
、一
箇
(
こ
)
の
黒影
(
くろかげ
)
が
出現
(
しゆつげん
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
むげん(夢幻)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
無絃
(逆引き)
という
小冊子
(
しょうさっし
)
となって世に残されたからである。「桐蔭軒」とは琵琶道場のわきに大きな桐の木があったのでその名があり「無言」は「
無絃
(
むげん
)
」の意をもじったのではあるまいか。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むげん(無絃)の例文をもっと
(4作品)
見る
無言
(逆引き)
不意の食事は此職業には有りがちなれば細君は騒ぎもせず
庖
(
くりや
)
の
方
(
かた
)
に退きて五分間と
経
(
へ
)
ぬうち早や冷肉の膳を持出で二人の前に供したれば、二人は
無言
(
むげん
)
の儘忙わしく
喫
(
た
)
べ初めしも
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
むげん(無言)の例文をもっと
(2作品)
見る
夢現
(逆引き)
そしてそのまま、
昏々
(
こんこん
)
と
夢現
(
むげん
)
の境にはいった頃、兄の姿はまた、前の夜と変りなく、彼の眼に見えた。
剣の四君子:04 高橋泥舟
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むげん(夢現)の例文をもっと
(1作品)
見る
無現
(逆引き)
寝られぬまゝに
夜
(
よ
)
は更けぬ。時計一点を聞きて
後
(
のち
)
、
漸
(
やうや
)
く少しく
眠気
(
ねむけ
)
ざし、精神
朦々
(
もう/\
)
として
我我
(
われわれ
)
を
弁
(
べん
)
ぜず、
所謂
(
いはゆる
)
無現
(
むげん
)
の
境
(
きやう
)
にあり。
時
(
とき
)
に予が
寝
(
い
)
ねたる
室
(
しつ
)
の
襖
(
ふすま
)
の、スツとばかりに開く音せり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
むげん(無現)の例文をもっと
(1作品)
見る
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