“オーロラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おーろら
語句割合
極光42.9%
北極光21.4%
北光14.3%
北極7.1%
夢幻7.1%
曙の女神7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二の神秘境は、エスキモー土人が狂気のようにそりを駆ってゆくという、グリーンランドの中央部にある邪霊シュアー棲所すみかである。そこは、極光オーロラにかがやく八千尺の氷河の峰々。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
魚というものは本当にばかなもんだ、ふざけてさえ居れば大丈夫だいじょうぶこわくないと思ってるんだ。白熊はなかなか賢いよ。それからその次に面白いのは北極光オーロラだよ。
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
きわめてまれに日本海沿岸でも見られる北光オーロラの現象をも暗示する。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「あれがわたしのなつかしい北極オーロラ光です。」と、となかいがいいました。「ごらんなさい。なんてよく、かがやいているでしょう。」
それは狂気の合間合間に現われる、きらびやかな夢幻オーロラのようなものだった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
手は曙の女神オーロラの指のやうに、光を透すかと思はれる程、清らかなのである。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)