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綺
ふりがな文庫
“綺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きら
33.3%
き
33.3%
いろ
22.2%
きらび
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きら
(逆引き)
そこで
断
(
ことわ
)
っておくが、ここには、黒死舘風景はないんだぜ。豪華な大画
舫
(
ほう
)
や、
綺
(
きら
)
びやかな
鯨骨を張った下袴
(
ファシング・スカート
)
などが、この
荒
(
あば
)
ら家のどこから現われて来るもんか。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
綺(きら)の例文をもっと
(3作品)
見る
き
(逆引き)
かの大雲塊でさえ容易ならぬことだのに、時偶、姿をあらわす外輪四山の山巓が、それぞれちがった色の
綺
(
き
)
らびやかな彩光をはなつのだ。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
綺(き)の例文をもっと
(3作品)
見る
いろ
(逆引き)
それは
唐
(
から
)
の
狻猊
(
さんげい
)
か何かの、
黄金色
(
きん
)
だの
翠色
(
みどり
)
だのの美しく
綺
(
いろ
)
え造られたものだった。畳に置かれた
白々
(
しろじろ
)
とした紙の上に、小さな
宝玩
(
ほうがん
)
は其の貴い輝きを
煥発
(
かんぱつ
)
した。女は其前に
平伏
(
ひれふ
)
していた。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
綺(いろ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
きらび
(逆引き)
稜嶒
(
りょうそう
)
たる岩山のしたの町ムスカットのその夜は、イラン、エジプトご新婚の
賓客
(
ひんきゃく
)
をそっくりひき受け、ヨーロッパ社交界に鳴る
綺
(
きらび
)
やかな連中が
人外魔境:10 地軸二万哩
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
綺(きらび)の例文をもっと
(1作品)
見る
“綺”の解説
綺(き)とは、絹織物の一種。紗綾(さや)、平地綾紋織(ひらじ あやもんおり)とも呼ぶ。
糸は経糸と緯糸両方に生糸を用いて織りあがり後に湯に通して練ったもので、地は無紋の平織組織で四枚綾(綾織で緯糸四本ごとに経糸がかかる織り方)で模様を織り出している。
同じ絹織物でも地紋が有ることが多い綾組織の織物に比べると、すっきりと軽やかな印象である。
(出典:Wikipedia)
綺
漢検1級
部首:⽷
14画
“綺”を含む語句
綺麗
小綺麗
綺羅星
綺語
綺倆
常綺羅
綺麗好
狂言綺語
綺紈
綺譚
本朝世事談綺
綺羅
身綺麗
綺羅美
物綺麗
手綺麗
羅綺
綺堂
濹東綺譚
綺麗事
...
“綺”のふりがなが多い著者
森本薫
小栗虫太郎
幸田露伴
三遊亭円朝