“綺語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きご85.7%
きぎょ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはおもうに彼等が架空の物語や狂言綺語きごを書いて世の人々を惑わせた悪業のために、そのむくいを身にうけたというべきであろう。
くのごと對照式たいせうしき綺語きご——技巧的ぎこうてき比喩語ひゆご——をならぶることはシェークスピヤの青年期せいねんきにはイギリス文壇ぶんだん流行りうかうなりしなり。以下いかにも同例どうれいおほし。
もともと狂言綺語きぎょ即ち詩歌を讃仏乗の縁として認めるとした白楽天のような思想は保胤のとしたところであったには疑無い。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)