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綺語
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きご
ふりがな文庫
“
綺語
(
きご
)” の例文
それはおもうに彼等が架空の物語や狂言
綺語
(
きご
)
を書いて世の人々を惑わせた悪業のために、そのむくいを身にうけたというべきであろう。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
斯
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
き
對照式
(
たいせうしき
)
の
綺語
(
きご
)
——
技巧的
(
ぎこうてき
)
な
比喩語
(
ひゆご
)
——を
竝
(
なら
)
ぶることはシェークスピヤの
青年期
(
せいねんき
)
にはイギリス
文壇
(
ぶんだん
)
の
流行
(
りうかう
)
なりしなり。
以下
(
いか
)
にも
同例
(
どうれい
)
多
(
おほ
)
し。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
豈
(
あに
)
図
(
はか
)
らんや造物の脚色は、
綺語
(
きご
)
の奇より奇にして、狂言の妙より妙に、才子の才も敵する
能
(
あた
)
わざるの
巧緻
(
こうち
)
あり、妄人の妄も及ぶ可からざるの警抜あらんとは。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
唯
(
ただ
)
願ふらくはかの
如来
(
にょらい
)
大慈
(
だいじ
)
大悲
(
だいひ
)
我が小願の中に
於
(
おい
)
て大神力を現じ給ひ
妄言
(
まうげん
)
綺語
(
きご
)
の
淤泥
(
おでい
)
を
化
(
け
)
して光明
顕色
(
けんじき
)
の
浄瑠璃
(
じゃうるり
)
となし、
浮華
(
ふくわ
)
の中より
清浄
(
しゃうじゃう
)
の
青蓮華
(
しゃうれんげ
)
を開かしめ給はんことを。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この人のことは、近松門左衛門の『
綺語
(
きご
)
』のなかにも、「周利槃特のような、愚かな人間でも」と書いてありますくらいですから、よほど愚かな人であったに相違ありません。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
▼ もっと見る
唯
(
ただ
)
願うらくはかの
如来
(
にょらい
)
大慈
(
だいじ
)
大悲
(
だいひ
)
我が小願の中に
於
(
おい
)
て大神力を現じ給い
妄言
(
もうげん
)
綺語
(
きご
)
の
淤泥
(
おでい
)
を
化
(
け
)
して光明
顕色
(
けんじき
)
の
浄瑠璃
(
じょうるり
)
となし、
浮華
(
ふか
)
の中より
清浄
(
しょうじょう
)
の
青蓮華
(
しょうれんげ
)
を開かしめ給わんことを。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
綺
漢検1級
部首:⽷
14画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“綺語”で始まる語句
綺語抄