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豈
ふりがな文庫
“豈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あに
75.4%
あ
19.8%
アニ
3.9%
まさか
0.5%
よも
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あに
(逆引き)
然れども吾人、
豈
(
あに
)
偏狭
自
(
みづか
)
ら甘んぜんや、凡そ道義を唱へ、
正心
(
せいしん
)
を尊ぶもの、釈にも儒にもあれ、吾人
焉
(
いづく
)
んぞ喜んで袂を連ねざらんや。
「平和」発行之辞
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
豈(あに)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あ
(逆引き)
然るを、
況
(
いわ
)
んや今隈公は余のこれに与かるを許し、諸君は
甚
(
はなは
)
だこれを擯斥せず、
余
(
わ
)
れ
豈
(
あ
)
に微力をこの間に尽さざるを得んや(喝采)。
祝東京専門学校之開校
(新字新仮名)
/
小野梓
(著)
豈(あ)の例文をもっと
(41作品)
見る
アニ
(逆引き)
茲
(
ココ
)
ニ、今年七月十五日ノ
生辰
(
ショウシン
)
ヲ期シ、又モ十万貫ノ不義ノ財貨ヲ
密
(
ヒソ
)
カニ都門
東京
(
トウケイ
)
ヘ輸送セントス。
天冥
(
テンミョウ
)
、
豈
(
アニ
)
コノ不義ヲ許スベケンヤ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
豈(アニ)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
まさか
(逆引き)
女と云ふ者は一体男よりは情が
濃
(
こまやか
)
であるべきなのだ。それが濃でないと為れば、愛してをらんと考へるより外は無い。
豈
(
まさか
)
にあの人が愛してをらんとは考へられん。又
万々
(
ばんばん
)
そんな事は無い。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
豈(まさか)の例文をもっと
(1作品)
見る
よも
(逆引き)
拍てオヽ然樣か
分
(
わかつ
)
たりと云ながら店へ
駈出
(
かけいだし
)
ければ女共は
彌々
(
いよ/\
)
譯
(
わけ
)
が分らず
只
(
たゞ
)
呆
(
あき
)
れ
果
(
はて
)
てぞ居たりける是出し
拔
(
ぬけ
)
の事ゆゑ
豈
(
よも
)
や弟長兵衞が年の
暮
(
くれ
)
に
押迫
(
おしつま
)
つて來やうとは思はず
尤
(
もつと
)
も是まで
平常
(
つね/″\
)
逢度
(
あひたく
)
思
(
おも
)
ふ一心より九死一生の大病なりと手紙に
嘘
(
うそ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
豈(よも)の例文をもっと
(1作品)
見る
豈
漢検1級
部首:⾖
10画
“豈”を含む語句
豈夫
豈料
豈計
豈図
決然豈可省人言
王侯将相豈種
答剌豈
董狐豈独人倫鑒
豈且
豈天
豈斗
豈然
豈特
骨肉恩豈断
“豈”のふりがなが多い著者
北村透谷
内田魯庵
南方熊楠
吉川英治
泉鏡太郎
佐々木邦
正岡子規
中島敦
幸田露伴
永井荷風