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万々
ふりがな文庫
“万々”のいろいろな読み方と例文
旧字:
萬々
読み方
割合
ばんばん
92.6%
ばん/\
7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんばん
(逆引き)
依
(
よっ
)
てかの家を彩牋堂とこじつけ候へども元より
文藻
(
ぶんそう
)
に乏しき
拙者
(
せっしゃ
)
の
出鱈目
(
でたらめ
)
何か
好
(
よ
)
き名も御座候はゞ御示教願はしく
万々
(
ばんばん
)
面叙
(
めんじょ
)
を期し申候
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
逃げ去る恐れは
万々
(
ばんばん
)
ないけれど、余の帰った事を知らざるに如くは無いと、余は此の様な考えで、下僕に前の通り差し図したが
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
万々(ばんばん)の例文をもっと
(25作品)
見る
ばん/\
(逆引き)
御前が
万々
(
ばん/\
)
お負けなさる
気遣
(
きづか
)
いはありますまいが、万一お負けなすったら、えゝ
斯
(
こ
)
うと……
金子
(
きんす
)
……金子は
些
(
ち
)
と失礼なようではございますが、
外
(
ほか
)
に是れという心付きもござりませんから
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
死せし後にも此悪人を捕われさせ我が
仇
(
あだ
)
を
復
(
かえ
)
さんとの念あること
必定
(
ひつじょう
)
なれば顔に恐ろしき怨みの相こそ現わるれ笑の浮ぼう
筈
(
はず
)
万々
(
ばん/\
)
無く親友に話を初んとするが如き穏和の色の残ろう筈万々なし
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
万々(ばん/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
々
3画
“万々”で始まる語句
万々一
万々代
万々歳
“万々”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
村井弦斎
徳富蘇峰
尾崎紅葉
アーサー・コナン・ドイル
正岡子規
三遊亭円朝
福沢諭吉
中里介山
岡本綺堂