“文藻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんそう81.8%
ぶんさう18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よってかの家を彩牋堂とこじつけ候へども元より文藻ぶんそうに乏しき拙者せっしゃ出鱈目でたらめ何かき名も御座候はゞ御示教願はしく万々ばんばん面叙めんじょを期し申候
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
田丸という人には、ちょっと文藻ぶんそうがあった。かれがこの道中の辛苦を書きとめた写本しゃほん旅之衣波たびのころもはには、ちゃんとこう書いてあります。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
されば一しやうといへども人これを句碑くひに作りて不朽ふきうつたふる事今なほ句碑くひのあらざる国なし。吟海ぎんかい幸祥かうしやう詞林しりん福禎ふくてい文藻ぶんさうに於て此人の右に出る者なし。
されば一しやうといへども人これを句碑くひに作りて不朽ふきうつたふる事今なほ句碑くひのあらざる国なし。吟海ぎんかい幸祥かうしやう詞林しりん福禎ふくてい文藻ぶんさうに於て此人の右に出る者なし。