“不朽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふきゅう63.2%
ふきう31.6%
インモータル5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして一八二三年かれが死ぬまでには、かれの説は不朽ふきゅうのものとしてみとめられ、かれは大満足のうちに、瞑目めいもくしたのであります。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
庭中ていちゆう池のほとりに智勇の良将宇佐美駿河守刃死じんし古墳こふんりしを、先年牧之老人施主せしゆとしてあらた墓碑ぼひたてたり。不朽ふきう善行ぜんぎやうといふべし。
常におもへらく、此二書こそ露伴の作として不朽インモータルなる可けれ。何が故に二書を愛読する、曰く、一種の沈痛深刻なる哲理の其うちに存するあるを見ればなり。