“不幸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふこう49.6%
ふしあわせ17.9%
ふかう12.2%
ふしあはせ11.4%
ふしあわ3.3%
ふしやはせ2.4%
わざわい0.8%
けち0.8%
さいはひなき0.8%
みじめ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、いくらしあわせになっても、おさんや、おさんに、あわれないことは、なによりも不幸なことであったからであります。
三匹のあり (新字新仮名) / 小川未明(著)
それも悲しい晩方の空の色に、何となく一家の不幸を語っているようだ。囲炉裏の火は全く消えて、鉄瓶の湯も水に返ったらしい。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
何故そうしたかとの質問御尤である。不幸にして白状してしまはなければならぬことに立到つた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そらくした! を、う、るくなる、此時して自分不幸とははなかつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「お母さんさえ生きていたら、私はこんな女にもならず、ほかの妹弟たちも、あんな不幸せにはならなかったろうに……」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今の苦勞を戀しがる心も出づべし、斯く形よく生れたる身の不幸、不相應の縁につながれて幾らの苦勞をさする事と哀れさの増れども
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
コノール (しゃがれ声にて)わしが王であった為に、わしが愛した為に、これほど多くの不幸がわしの身に来たのであろうか?
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
下女の中にて三郎兵衞を少しふ者ありしが夫は證據なき事とて是非なく今年厄落しと斷念め帳面を〆切しが是を不幸の始として只一人の娘に
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
び譲りて曰く、不幸、元より病有り。何ぞ社稷を保たむ。願くは陛下、天下を挙げて皇后に附けよ。りて大友皇子を立てて、しく儲君たまへ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
けよ! よ! 破産した不幸よ、一思ひにけてしまうてくれい! 此上れ、もう自由るな! しい塵芥め、土塊りをれ、きてくにはばぬわい