“妹弟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きょうだい75.0%
きやうだい25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁稚でっちから仕上げて、やっと小番頭になったところで、店の金を使い込み、親妹弟きょうだいをすてて、何処かへ逃げてしまったという話だが」
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お綱はそこで、弦之丞と万吉に別れた。がんぜない妹弟きょうだいたちを得心させた上、後からきっと一月寺へお訪ねします——と固く誓って。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あ、ありがとう存じます……、これさえあれば、心がかりな妹弟きょうだいたちを救ってやれます上に、お綱も生れ代りまする」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次々と妹弟きょうだいが生まれたので、忘れられてしまったのか、とにかく、露の夜ごろ、虫の音のよいころではあるが、あいにく、武蔵野生まれでも、草の中でも、木の下でも生まれず、いたって平凡に、市中の、ある家の蔵座敷で生をうけた。
我が家の家憲としては、十一二歳を越すと、朝の清掃を大人同様、女中も書生もわかちなく一様にさせることで、妹弟きょうだいの世話、床のあげさげが、次の妹へと順送りになると、煙草盆掃除から、客座敷の道具類の清ぶきになる間までに、庭掃除から、玄関掃除
四人の兵隊は、みんな一人づつ、妹弟きやうだいの子で、三人が三人の妹の、一人は弟の息子。一人の妹が二人の男の子をもつだけで、どうしたことかあとはみんな一粒だねである。
四人の兵隊 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)