“妹婿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いもうとむこ69.2%
いもとむこ23.1%
まいせい7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今此文に由つて、蘭軒の養孫棠軒と霞亭の養子悔堂の妹婿いもうとむことの交際が証せられるのである。意篤は己巳六十二歳であつた。以下意篤との往来は省く。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その一人は事実彼の妹婿いもとむこにほかならなかった。この暗い室の中で突然彼の姿を認めた時、津田は吃驚びっくりした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
松陰の妹婿まいせいにして、その同年の友たる楫取かとり男爵、その親友高原淳次郎、松陰の後嗣こうし吉田庫三くらぞうの諸君は、本書をすにおいて、あるいは助言を与えられ、あるいは材料を与えられたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)