“自由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゆう62.0%
じいう14.7%
まま10.1%
フライハイト2.3%
まゝ2.3%
かって1.6%
きまま1.6%
じゅう1.6%
リベルテ0.8%
ちやうはう0.8%
わがまま0.8%
スタアンリバティ0.8%
リバーチー0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥は自由になったのをよろこんで、空へのぼっていきました。そして、どこともなくとびさって、二度ともどってはきませんでした。
八百八を、自由青畳のやうにぐんだとふから、一つ一つのかはるのも、どんなにいゝかれやしない。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それも夢のように消えて、自分一人になると、自由にならぬ方の考えばかり起ッて来て、自分はどうしても此楼に来年の四月まではいなければならぬか。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
僕は芸術界の絶対の自由を求めている。従って、芸術家の PERSOENLICHKEIT(人格)に無限の権威を認めようとするのである。
緑色の太陽 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
めしげに、おなしまだ其樣なこと自由にならば此胸つて御覽れたし。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「そうか、それほどまでに所望なら代えてやろうか、じゃが、五両出して妖怪の首を欲しがる奴は、天下広しといえども貴様だけだろうよ、自由にせい」
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
娘も十九になりました。婿取りせねばなりませぬ。大事な年頃なのでございますよ。若いりっぱなお武家様などと、こっそり人気のない花の蔭などで、自由な話などを
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
敏捷で、自由で、怜悧で、なんでもよくっているみつばちは、きっと昨夜のできごともっているであろう。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
自由平等博愛と三つの偉大な文字の鋳出されているサンティームの小銭には、何とすりへらされたのが多かったろう。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
が人殺しなどとは能も/\云をつたな是迄恩を掛しが却つて仇と成たかと云をお文は打消オヤマア夫は何程口が在と云ても左樣自由なことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其都度、私は左右と故障を拵へて一緒に遊ぶまいとする。母は憐愍の色と悲哀の影を眼一杯に湛へて、当惑気に私共の顔を等分に瞰下すのであつたが、結局矢張私の自由つたものである。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
別々に立たせるのを主張する人もあったが、ぼくは、『厳粛なる自由』をえ、笑って、その議論を一蹴した。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
国民も亦た一個の活人間なり、その中に意志あり、その中に自由を求むるの念あり、国家てふ制限の中に在て其の意志の独立を保つべき傾向を有せずんば非ず。
国民と思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)