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『轆轤首』
ふりがな文庫
『
轆轤首
(
ろくろくび
)
』
肥後の菊池家に磯貝平太左衛門武行と云う武士があった。頗る豪勇無雙の士であったが、主家の滅亡後、何を感じたのか仏門に入って、怪量と名乗って諸国を遍歴した。 甲斐の国を遍歴している時、某日唯ある岩山の間で日が暮れた。そこで怪量は恰好な場所を見つ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
語
(
はな
)
為
(
い
)
閃
(
きっ
)
劫
(
おど
)
慌
(
あわて
)
自由
(
かって
)
先刻
(
さきほど
)
笑
(
わらい
)
結局
(
あげく
)
証
(
しる
)
何人
(
たれ
)
唯
(
と
)
地上
(
じべた
)
止
(
とど
)
可笑
(
おかし
)
喫
(
く
)
尋常
(
よのつね
)
彼
(
あ
)
後世
(
のちのよ
)
果
(
は
)
比
(
ごろ
)
附近
(
まわり
)
黎明
(
よあけ
)
上座
(
じょうざ
)
中
(
なか
)
凝
(
じっ
)
同伴
(
いっしょ
)
啖
(
く
)
妖怪
(
ばけもの
)
御僧
(
ごそう
)
拭
(
ぬぐ
)
提
(
ひっさ
)
揮
(
ふ
)
炉
(
いろり
)
無雙
(
むそう
)
皆
(
みな
)
筧
(
かけい
)
縛
(
いまし
)
術
(
て
)
訊
(
たず
)
誤
(
あやまり
)
請
(
しょう
)
一花
(
ひとはな
)
主人
(
あるじ
)
二品
(
ふたしな
)
人魂
(
ひとだま
)
仮父
(
おやぶん
)
低声
(
こごえ
)
俗名
(
ぞくみょう
)
偽
(
いつわ
)
冗談
(
じょうだん
)
処
(
ところ
)
同体
(
いっしょ
)
周章
(
あわ
)
咎
(
とが
)
咽喉
(
のど
)
啜
(
すす
)
喘
(
あえ
)
四辺
(
あたり
)
国守
(
こくしゅ
)
士
(
さむらい
)
売僧
(
まいす
)
変化
(
へんげ
)
妄執
(
もうしゅう
)
家
(
うち
)
対手
(
あいて
)
彼奴
(
あいつ
)
往
(
い
)
後世
(
ごせ
)
御仏
(
みほとけ
)
忝
(
かたじ
)
怪量
(
かいりょう
)
恰好
(
かっこう
)
所刑
(
しおき
)
所望
(
しょもう
)
掻
(
か
)
撲
(
なぐ
)
攀
(
よ
)
断
(
き
)
斯様
(
かよう
)
方
(
かた
)
施
(
ほどこ
)
曲事
(
くせごと
)
有体
(
ありてい
)
木樵
(
きこり
)
枕頭
(
まくらもと
)
某日
(
あるひ
)
止
(
や
)
此処
(
ここ
)
殺生
(
せっしょう
)
注
(
つ
)
漢
(
おとこ
)
無稽
(
むけい
)
燈
(
ひ
)
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
甲斐
(
かい
)
痕
(
あと
)
白洲
(
しらす
)
真箇
(
ほんとう
)