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附近
ふりがな文庫
“附近”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきん
36.7%
あたり
36.7%
まわり
12.2%
ちかく
8.2%
ほとり
2.0%
まぢか
2.0%
まはり
2.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきん
(逆引き)
と、
海蔵
(
かいぞう
)
さんがいいました。そばに
来
(
き
)
てみると、それはこの
附近
(
ふきん
)
の
土地
(
とち
)
を
持
(
も
)
っている、
町
(
まち
)
の
年
(
とし
)
とった
地主
(
じぬし
)
であることがわかりました。
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
附近(ふきん)の例文をもっと
(18作品)
見る
あたり
(逆引き)
転がつた
無頼漢
(
ならずもの
)
は、埃のなかで蛙のやうに手足をばたばたさせながら
喚
(
わめ
)
いた。
附近
(
あたり
)
には同じやうな無気味の
輩
(
てあひ
)
がぞろぞろ
集
(
たか
)
つて来た。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
附近(あたり)の例文をもっと
(18作品)
見る
まわり
(逆引き)
そうなって来ると、その
附近
(
まわり
)
にいた信者達は、
狂人
(
きちがい
)
のような眼つきをして、お駕籠を見ようとしましたが、並木や人の頭ですぐは見えません。
尼になった老婆
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
附近(まわり)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
ちかく
(逆引き)
(角右衛門どもの注進で、五郎蔵が乾児を率い、襲って来るやも知れぬ。何を措いても身を隠さなければ! ……では
附近
(
ちかく
)
の林へ!)
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
附近(ちかく)の例文をもっと
(4作品)
見る
ほとり
(逆引き)
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
のきら/\と
反射
(
はんしや
)
して
居
(
を
)
るなど
得
(
え
)
も
言
(
い
)
はれず、
港内
(
かうない
)
は
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
煌々
(
くわう/\
)
たる
波止塲
(
はとば
)
の
附近
(
ほとり
)
からずつと
此方
(
こなた
)
まで、
金龍
(
きんりう
)
走
(
わし
)
る
波
(
なみ
)
の
上
(
うへ
)
には、
船艦
(
せんかん
)
浮
(
うか
)
ぶ
事
(
こと
)
幾百艘
(
いくひやくさう
)
、
出
(
で
)
る
船
(
ふね
)
、
入
(
い
)
る
船
(
ふね
)
は
前檣
(
ぜんしやう
)
に
白燈
(
はくとう
)
、
右舷
(
うげん
)
に
緑燈
(
りよくとう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
附近(ほとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
まぢか
(逆引き)
市街
(
まち
)
はづれの
停車塲
(
ステーシヨン
)
から
客待
(
きやくまち
)
の
馬車
(
ばしや
)
で、
海岸
(
かいがん
)
附近
(
まぢか
)
の
或
(
ある
)
旅亭
(
はたごや
)
に
着
(
つ
)
き、
部室
(
へや
)
も
定
(
さだ
)
まり
軈
(
やが
)
て
晝餉
(
ひるげ
)
もすむと
最早
(
もはや
)
何
(
なに
)
も
爲
(
す
)
る
事
(
こと
)
がない、
船
(
ふね
)
の
出港
(
しゆつこう
)
までは
未
(
ま
)
だ十
時間
(
じかん
)
以上
(
いじやう
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
附近(まぢか)の例文をもっと
(1作品)
見る
まはり
(逆引き)
そして台所の
附近
(
まはり
)
をうろ/\捜し廻つてゐたが、お茶が入れてないのを見ると、急に
難
(
むつ
)
かしい顔をして
薬鑵
(
やくわん
)
の湯を台所一杯にぶち
撒
(
ま
)
けて引き揚げて往つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
附近(まはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“附近”の意味
《名詞》
附 近(ふきん 付近)
ある地点に近接する一帯。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“附近”の類義語
辺
周囲
界隈
近所
近傍
付近
近隣
近間
近辺
周辺
“附”で始まる語句
附
附着
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附物
附絡
検索の候補
東京附近
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三角岳附近
木之本附近
近附
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押川春浪
浜田青陵
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