“附物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきもの90.0%
つけもの10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
能楽のうがくには舞というものが附物つきものである。悲惨な人生を描いたものであっても、その悲惨に終った主人公が必ず(多く)舞を舞う。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
職業しやうばいではありません。職業しやうばいではとても殺生は出来ません。料理は芸の一つで、芸には工夫とそれに附物つきものたのしみといふものがありますからね。」
されど濃厚なるビステキにてひたと打ち切りてはかへつて物足らぬ故更に附物つけものとして趣味の変りたるサラダか珈琲コーヒー菓物くだものの類を出す。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)