“附添”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきそ46.9%
つきそい22.4%
つけた12.2%
つきそひ12.2%
つい2.0%
つけそ2.0%
つけたし2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このさきは、伊那丸(いなまる)さまはおよばずながら、この六部がお附添(つきそ)いするから、きさまは、安心してどこへでも落ちていったがよかろう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
船医の外に特に一名の給仕を附添(つきそい)として手厚く看護し、この元気なら滞りなく無事に帰朝出来そうだと一同安心して大いに喜んでいた。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
お雪は又、附添(つけた)して、仮令(たとい)倒死(のたれじに)するとも一旦嫁(とつ)いだ以上は親の家へ帰るな、と堅く父親に言い含められて来たことなどを話した。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
夜半(よなか)に眼を覺すと、時々東のはづれで、附添(つきそひ)のものが氷を摧(くだ)く音がした。其の音が已(や)むと同時に病人は死んだ。自分は日記に書き込んだ。
変な音 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
二人が附添(つい)てゐなくつても、ちつとは我慢をしたがよい。
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
話が長過ぎたがやはり附添(つけそ)えておく必要がある。青麻権現の奇跡と同じころに、同じ仙台領の角田(かくだ)から白石(しろいし)の辺にかけて、村々の旧家に寄寓(きぐう)してあるいた白石(しろいし)翁という異人があった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
姉(輝子)も夫の任地から近く産のために帰国するであろうと附添(つけたし)てよこした。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)