“つきそひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附添60.0%
看護20.0%
付添10.0%
附副10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一同出立には及びたり其行列ぎやうれつには第一番の油箪ゆたんかけし長持十三さを何れも宰領さいりやう二人づつ附添つきそひその跡より萠黄もえぎ純子どんすの油箪白くあふひの御もんを染出せしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
氷を取寄せて雪子のつむりを冷す看護つきそひ女子をんなに替りて、どれ少しわしがやつて見やうと無骨らしく手をいだすに、恐れ入ます、お召物がれますと言ふを
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其外双方さうはう付添つきそひの役人共みぎの通り申わたせしにより其むね心得こゝろえよと申渡されける實にや大岡殿の裁斷さいだん明鏡めいきやうに物をうつすが如く後世こうせい才量さいりやうたゝへるもむべなるかな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仰せられると皆々不思議に思ひて居たりける然る所へ與力よりき同心どうしん付添つきそひ杉戸屋富右衞門を白洲しらす召連めしつれいでしかは大岡殿大音聲に如何に段右衞門うけたまはれ先年富右衞門所持しよぢ煙草入たばこいれを以て穀屋平兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しめしつゝ靜まり返て見えけるに各々戰慄ふるへの止らぬまでにおそれ入てぞいたりける今日榊原家の郡奉行伊藤半右衞門同人手代川崎金右衞門小野寺源兵衞及び附副つきそひ留守居るすゐ等召出されければ此人々は板縁にひかへたりしばらくありて老中方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)