“かんご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
看護60.7%
歓語17.9%
漢語10.7%
感寤3.6%
感悟3.6%
款晤3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読者中病身の細君さいくんを親切に看護かんごする者あれば、これをめる者があると同時に、彼奴きゃつかかあのろいと批評された経験もあろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
秋風や酔をさずに人歓語かんご
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
さて、この本は、ずいぶん学者ぶってもいて、それに、とてもしちむずかしい漢語かんごがいっぱい、つかってありました。
われく、君子くんしおのれらざるもの(五二)くつして、おのれものぶと。われ縲紲るゐせつうちるにあたり、(五三)かれわれらず。(五四)夫子ふうしすで(五五)感寤かんごし、われあがなへり、おのれるなり。
と低い声で細々こまごまと教えてくれた。若崎は唖然あぜんとして驚いた。徳川期にはなるほどすべてこういう調子の事が行われたのだなとさとって、今更ながら世の清濁せいだくの上に思をせて感悟かんごした。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
主賓と、信長とは、款晤かんごのあいだに
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)