トップ
>
嚊
ふりがな文庫
“嚊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かかあ
34.0%
かゝあ
20.2%
かか
17.0%
かゝ
12.8%
か
11.7%
かかア
2.1%
いびき
1.1%
かぎ
1.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかあ
(逆引き)
それにこっちには仕事の勤めというものがあるし、年がら年中、そうべたくさする
嚊
(
かかあ
)
の相手にばかりなっちゃいられませんからなあ。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嚊(かかあ)の例文をもっと
(32作品)
見る
かゝあ
(逆引き)
しかし中にはかれの不断の
読経
(
どきやう
)
やら、寺に来てからの行状やらから押して、普通の僧侶——其処等にざらにある
嚊
(
かゝあ
)
を持ち、
被布
(
ひふ
)
を着
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
嚊(かゝあ)の例文をもっと
(19作品)
見る
かか
(逆引き)
「親分、身柄調べたあひどうがしょう。あっしもそこを言ってやりやした。瘠せても枯れても
他人
(
ひと
)
の
嚊
(
かか
)
あへよくも——。」
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
嚊(かか)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
かゝ
(逆引き)
參詣人
(
さんけいにん
)
へも
愛想
(
あいそ
)
よく
門前
(
もんぜん
)
の
花屋
(
はなや
)
が
口惡
(
くちわ
)
る
嚊
(
かゝ
)
も
兎角
(
とかく
)
の
蔭口
(
かげぐち
)
を
言
(
い
)
はぬを
見
(
み
)
れば、
着
(
き
)
ふるしの
浴衣
(
ゆかた
)
、
總菜
(
そうざい
)
のお
殘
(
のこ
)
りなどおのずからの
御恩
(
ごおん
)
も
蒙
(
かうむ
)
るなるべし
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嚊(かゝ)の例文をもっと
(12作品)
見る
か
(逆引き)
さも
以
(
に
)
たり。
近
(
ちか
)
づく
儘
(
まゝ
)
に。
馨
(
にほ
)
ふ
香
(
か
)
は。そも
時
(
かう
)
款貨舖
(
ぐや
)
の。
娘
(
むすめ
)
かも。
指
(
ゆび
)
に
挾
(
はさ
)
める。
香盆
(
かうばこ
)
の。
何爲
(
なにこと
)
なりや。
時々
(
とき/\
)
に。
鼻
(
はな
)
に
翳
(
かさ
)
して。
嚊
(
か
)
くめるは。
「西周哲学著作集」序
(旧字旧仮名)
/
井上哲次郎
(著)
嚊(か)の例文をもっと
(11作品)
見る
かかア
(逆引き)
倅
(
せがれ
)
が丈夫でいたらどうにか力になるんだがね。おれがあっちへ行っている中に肺炎で死んでしまうし、
嚊
(
かかア
)
は娘と一緒に田舎へあずけてある始末だ。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
嚊(かかア)の例文をもっと
(2作品)
見る
いびき
(逆引き)
危険を冒すことだけが登山の最大の意義だというんなら、それはスポーツの
軽業
(
かるわざ
)
主義だよ。……君、君、そこで
嚊
(
いびき
)
なんかかいちゃ駄目だよ。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
嚊(いびき)の例文をもっと
(1作品)
見る
かぎ
(逆引き)
国ヶ岩君が香を
嚊
(
かぎ
)
つけて『一杯
饗
(
よ
)
んで呉れ』と入つて来た。『これぢや食へんからのう』と差出す賄の上には塩鮭が一切れ佗しく戴つてあつた。
相撲の稽古
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
嚊(かぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嚊
漢検1級
部首:⼝
17画
“嚊”を含む語句
嚊々
嚊大明神
嚊々左衛門
嚊声
嚊天下
嚊左衛門
嚊座
嚊様
嚊殿
嚊等
“嚊”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
上司小剣
魯迅
黒島伝治
作者不詳
林不忘
徳冨蘆花
谷譲次
岩野泡鳴
幸田露伴