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蔭口
ふりがな文庫
“蔭口”の読み方と例文
読み方
割合
かげぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげぐち
(逆引き)
歌劇『セヴィリアの理髪師』の「
蔭口
(
かげぐち
)
の歌」も私は三種類持っている。帝政時代のロシアで入れたグラモフォンのレコードが一番美しい。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
などと、美奈子の心を察するように、忠勤ぶった
蔭口
(
かげぐち
)
を利く時などには、美奈子は、その女中をそれとなく
窘
(
たしな
)
めるのが常だった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
いたずらに
蔭口
(
かげぐち
)
を云うくらいですごしていたが、若い娘の胸の火はこの頃の暑さ以上に燃えて熱して、かれの魂は
憤怒
(
ふんぬ
)
に焼けただれていた。
半七捕物帳:35 半七先生
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蔭口(かげぐち)の例文をもっと
(32作品)
見る
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“蔭”で始まる語句
蔭
蔭間
蔭日向
蔭乍
蔭言
蔭様
蔭干
蔭膳
蔭影
蔭身
“蔭口”のふりがなが多い著者
田中英光
樋口一葉
徳永直
ニコライ・ゴーゴリ
谷崎潤一郎
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長塚節
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夏目漱石