トップ
>
蔭乍
ふりがな文庫
“蔭乍”の読み方と例文
読み方
割合
かげなが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげなが
(逆引き)
『奥様、誠に御気の毒なことで御座ます。猪子先生の御名前は
予
(
かね
)
て承知いたして居りまして、
蔭乍
(
かげなが
)
ら御慕ひ申して居たのですが——』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
根岸に籠つた奧方は
蔭乍
(
かげなが
)
ら屋敷に殘した伜謙之進の上を案じ、女の智惠に及ぶ限りの工夫をこらしてそれを守護しました。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
去
(
さる
)
二日
出
(
で
)
之
(
の
)
書状
(
しよじやう
)
到來
(
たうらい
)
いたし
委細
(
ゐさい
)
拜見
(
はいけん
)
致し候
偖々
(
さて/\
)
其方にても段々
不如意
(
ふによい
)
との
趣
(
おもぶ
)
き
蔭乍
(
かげなが
)
ら
案事
(
あんじ
)
申候
右
(
みぎ
)
に付御申
越
(
こし
)
の
娘儀
(
むすめぎ
)
出府
(
しゆつぷ
)
致されべく候吉原町にも病家も有
レ
之
(
これあり
)
候間
宜
(
よろ
)
しき先を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蔭乍(かげなが)の例文をもっと
(8作品)
見る
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
乍
漢検準1級
部首:⼃
5画
“蔭”で始まる語句
蔭
蔭口
蔭間
蔭日向
蔭言
蔭様
蔭干
蔭膳
蔭影
蔭身
“蔭乍”のふりがなが多い著者
作者不詳
林不忘
島崎藤村
野村胡堂