“委細”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いさい64.8%
ゐさい25.9%
くは3.7%
くはしく1.9%
くはし1.9%
くわ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし「委細(いさい)は拝眉(はいび)の上」とあるきりで、はっきりしたことは何も書いてなかった。ただ「次郎の行末とも、自然関係ある儀に付、云々(うんぬん)」
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
相述べ急ぎ登城あるべしとの事なり越前守委細(ゐさい)承知(しようち)し則ち馬を急し家來に申付火急(くわきふ)の御用なり駕籠は跡より廻(まは)せと申付麻上下(あさがみしも)に服を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あの方(かた)よりさう云ふ人を今のあなたは持つておいでにならない、あの方(かた)は私が見たこともなし、委細(くは)しい御様子も聞いたことはありませんけれど
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
委細(くはしく)申立ければ大岡殿篤(とく)と聞請(きゝうけ)られ早速に組下(くみした)の同心に申付られ藤澤宿大津屋段右衞門方へ罷(まか)り越(こし)右(みぎ)段右衞門を召捕(めしとり)來るべしと遣はされたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と云ひつゝ立つて違棚に載せて置たる風呂敷包とりおろし、結び目といて二束(ふたつかね)にせし書類(かきもの)いだし、十兵衞が前に置き、我にあつては要なき此品(これ)の、一ツは面倒な材木(きしな)の委細(くはし)い当りを調べたのやら
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
一ツは面倒な材木(きしな)の委細(くわ)しい当りを調べたのやら、人足軽子(かるこ)そのほかさまざまの入目を幾晩かかかってようやく調べあげた積り書
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)