“云々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うんぬん77.6%
しかじか14.5%
しか/″\4.8%
うん/\1.7%
うんうん0.3%
うんねん0.3%
しか/\0.3%
ウンヌン0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坊さんがその点でKを満足させたかどうかは疑問ですが、彼は寺の境内けいだいを出ると、しきりに私に向って日蓮の事を云々うんぬんし出しました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とこう言うとまた、れいのサロンの半可通どもは、その思想は云々うんぬんと、ばかな議論をはじめるだろう。かえるのつらに水である。やり切れねえ。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
向岸むこうぎし晩香坡バンクーバから突然だしぬけに大至急云々うんぬんの電報が来て、二十四時間以内の出帆しゅっぱんという事になったので
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
近くの陣所から一族の堀口美濃守貞満が来てたずねた。——貞満は、義貞から、云々しかじかのことで、いま義助を迎えにやったところだと聞くやいな。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、呂布にえっし、云々しかじかと仔細を告げて、玄徳から曹操へ宛てた返簡を見せると、呂布は、鬢髪びんぱつをふるわせて、激怒した。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と写真まで添えての相談に、文三はハット当惑のまゆひそめて、物のついで云々しかじかと叔母のお政に話せばこれもまた当惑のてい
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
所謂「一昨年」は禁令の出た己酉の歳で、「風土の違」は令中「風土も違候事に付、御医師中は蘭方相用候儀御制禁仰出され候」云々しか/″\の句である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
市長は三鞭酒シヤンパニエの盃を擧げて別を告げ、ポツジヨはめぐる車の云々しか/″\といふ旅の曲と、自由なる自然に遊ぶ云々といふ鳥の歌とを唱ひぬ。
次に「清右衞門樣まづはどうやらかうやら江戸に御辛抱の御樣子故御案じ被成間敷候なさるまじくそろ云々しか/″\と云ふ一節がある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
はるみじかなに不滅ふめついのちぞと』云々うん/\うたひと自由じいう干渉かんせふるぞ。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
さうして、今度こんど野路のぢそら云々うん/\といふ題句だいくやら書體しよたいやらにいてかたした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
りやく)かくてたる小堂せうだう雨風あめかぜをだにふせぎかねて、彩色さいしき云々うん/\
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
困る事には、ポルジイは依怙地えこじやつで、それが出来ないなら云々うんうんすると、暗に種々の秘密を示しておびやかす。
先ず公訴状朗読の事ありしに、「これより先、磯山清兵衛いそやませいべえは(中略)重井おもい葉石はいしらの冷淡なる、共に事をなすに足る者にあらず」云々うんねんの所に至るや第三列に控えたる被告人氏家直国うじいえなおくに氏は
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
一簡いっかん奉啓上候けいじょうそうろう余寒よかん未難去候得共いまださりがたくそうらえども益々御壮健恐悦至極きょうえつしごく奉存候ぞんじそうろう然者しかれば当屋敷御上おかみ始め重役の銘々少しも異状かわり無之これなく御安意可被下候ごあんいくださるべくそうろうついては昨年九月只今思いだし候ても誠に御気の毒に心得候御尊父を切害せつがい致し候者は春部梅三郎と若江とこれ/\にて目下鴻ノ巣の宿屋にひそよし確かに聞込み候間早々の者を討果うちはたされ候えば親のあだを討たれ候かどを以て御帰参相叶あいかない候様共に尽力可仕候じんりょくつかまつるべくそうろう右の者早々御取押おんとりおさえ有って可然候しかるべくそろ云々しか/\
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)