“可然候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しかるべくそうろう33.3%
しかるべくそろ33.3%
シカルベクソロ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ポルトガル国トノ交易通商ハ、最早ヤ断乎トシテ之ヲ貫ク以外ニ途ハナシ。早々ニ条約締結ノ運ビ致スヨウ、諸事抜リナク御手配おんてはい可然候しかるべくそうろう。人ノ命ニ明日ハナシ。ソノ心シテ諸準備御急ギ召サルベク安藤対馬シカト命ジ置キ候」
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
以て御帰参相叶あいかない候様共に尽力可仕候じんりょくつかまつるべくそうろう右の者早々御取押おんとりおさえ有って可然候しかるべくそろ云々しか/\
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「喧嘩口論、悪人成敗、命ノヤリトリ、白刄シラハクグリ、ヨロズ退屈凌ギトナルベキ荒事アラゴトナラバ何ナリトモ御相談ニ応ズベク候間、遠慮ノウ当館トウヤカタヘ申出デ可然候シカルベクソロ。但シ金銭謝礼ハ一切無用之事」