“胸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むね85.7%
むな10.6%
ここ1.0%
ハート1.0%
えり0.7%
けう0.3%
みね0.3%
ムネ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“胸”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)16.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのときにわかにむこうから、黒いとがった弾丸だんがんのぼって、まっ先きの雁のむねました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
櫻木大佐さくらぎたいさある秘密ひみつをばそのむねたゝんでわたくしかたらぬとおもふと
紺地こんぢおびむなたかう、高島田たかしまだひんよきに、ぎん平打ひらうちかうがいのみ
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「堪忍して頂戴」……桃割の少女が、死に臨んで、若い恋人のむなもとに囁いたこの一句は、男一人の命には代へられない。
命を弄ぶ男ふたり(一幕) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
あたしまるで、何千貫もある荷物を背負って歩いたみたいに、ここがどきどき言っていますわ。
もうちっとやらないことにゃ……ここんところが焼けつくようで、とんとやりきれないのさ。
「わたしはもう、普通の空気がいやになったのですから。——そうして、あなたのこのお花を下さいな。わたしはきっと大事に枝を折って、わたしのハートの側にちゃんとつけて置きます」
僕のヘッドは僕のハートおさえるためにできていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
山猫やまねこはなるほどといふふうにうなづいて、それからいかにも気取つて、繻子しゆすのきもののえりを開いて、黄いろの陣羽織をちよつと出してどんぐりどもに申しわたしました。
どんぐりと山猫 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
山猫やまねこはなるほどというふうにうなずいて、それからいかにも気取って、繻子しゅすのきもののえりを開いて、黄いろの陣羽織をちょっと出してどんぐりどもに申しわたしました。
どんぐりと山猫 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
だが、無ろんたがひけうひそかに「なアにおれの方が……」とおもつてゐる事は、それが將棋せうきをたしなむ者のくせで御多分にれざる所。
やぶれたるせん棋士きしけう中やはたして如何に? どんな勝負せうふ事もはい後に生くわつ問題もんだいうら附けるとなれば一そう尖鋭化せんえいくわしてくる事は明かだが
そうかんがえると、きゅうかなしみでふさがっていたみねのうちが、だんだんあかるくなりました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
さらにいじらしいことには、小さい小さいのし紙をムネに下げて、そこに「アッコオバチャン」「ヤスコ」と書いた一寸ほどのもんぺをはいたコケシ人形が現れました。