“山猫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまねこ91.7%
リンクス8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんだ、またこれをつてかへるほどなら、たれいのちがけにつて、這麼こんなものをこしらへやう。……たぶらかしやあがつたな! 山猫やまねこめ、きつねめ、野狸のだぬきめ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ね床にもぐつてからも、山猫やまねこのにやあとした顔や、そのめんだうだといふ裁判のけしきなどを考へて、おそくまでねむりませんでした。
どんぐりと山猫 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
支那の神仙が虎を使い物とした例は『列仙伝』などに多いが、ギリシアの酒の神ジオニソスはふくろうを忌み、江豚いるか・蛇・うさぎうま・虎・山猫リンクス・豹を愛す(スミス『希臘羅馬人伝神誌字彙ジクショナリー・オヴ・グリーク・エンド・ロマン・バヨグラフィー・エンド・ミソロジー』巻一)