“駱駝”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
らくだ98.9%
ラクダ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩人が権力感情に高翔するのは、駱駝らくだ獅子ししになろうとし、超人が没落によって始まるところの、人間悲劇の希臘ギリシャ的序曲である。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
……たとえば七面鳥は山の向うに鷹が来ている事を知って雛鳥を蔽い隠し、駱駝らくだは行く手の地平線下にライオンが居るのを知って立ちすくむ。
霊感! (新字新仮名) / 夢野久作(著)
兜岩。駱駝らくだ岩。眼鏡岩、ライオン岩、亀岩などの名はあらずもがなである。色を観、形を観、しかして奇に驚き、神をののき、気眩すべしである。
日本ライン (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大木の根元の幹は六抱えもある巨木で、肌は粗い亀裂破ひびわれがしていながら、ところ/″\駱駝らくだの膝のようなこぶをつけています。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
中川氏はそれを聞いて駱駝らくだのやうに首を突き出した。およそ世間にある事なら、何に限らず聴いて置いて損はないといふのがこの人の心得なのだ。
ノガイ人種を幾人か頼み彼らに駱駝ラクダをあつかわせ、烏魯木斎ウルマチ指して進んで行った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
馬と駱駝ラクダと荷車の列——私達の一行はその高原をどこまでもどこまでも行くのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)