“粗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あら80.3%
5.1%
まば3.6%
ほゞ2.2%
1.5%
ざつ1.5%
ほぼ1.5%
まづ0.7%
ざっ0.7%
はした0.7%
ひど0.7%
わる0.7%
ラフ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶店の床几鼠色羽二重襦袢をした久留米絣の美少年の姿が、ちらりと動く。今日は彼は茶店の卓で酒をんでいるのだ。
桃のある風景 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
我はラートナのがかの影(さきに我をして彼にあり密ありと思はしめたる原因なりし)なくて燃ゆるを見たり 一三九—一四一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
らな歯を一パイに剥き出してニタニタと笑っている……という場面で、見ているうちにだんだんと真に迫って来る薄気味の悪い画面であった。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
おゝ! 君達にも想像出来るか、おはれた、天狗んだ、……らくうだらう。……が、地祇神所業ふ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それは河原町の人などには見られぬ線のらさとどぎつさこそあつたが、想像したよりもはるかに老人だつた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
けて、ぐいとつて、醤油掻𢌞せばぐにべられる。……たち小學校時分に、辨當が、よくだつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日蓮世間の体を見て、一切経を勘ふるに、道理文証之を得了んぬ。終に止むなく勘文一通を造りなして、其の名を立正安国論と号す。
マーキュ ぢゃ、いのをば甘美い? はて、意味りやうぢゃの。賢女々々。
糸七は雨のなかで、——柳橋をと話したのである。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今は「風吹くな、なあ吹くな」と優き声のむる者無きより、をも増したるやうに飾竹吹靡けつつ、びたる葉をなげに鳴して、えては走行き、狂ひては引返し
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いんですよ。)
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白麻地や絽や手編みレースやモスリンレースなどのやうな贅沢な織物から、もつと丈夫ない袋布のやうなものまで、皆な此の麻で造るのだ。棉の木からは木綿で出来た織物が取れる。
彼は、そうして伐り倒した木の枝を払い、一本ずつやっとの思いで、泉の畔に引いてくる。彼は、そのな丸太を地面に立て、柱とした。小太刀や鉞で穴を掘ることは、かなり骨が折れた。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)