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掻𢌞
ふりがな文庫
“掻𢌞”の読み方と例文
読み方
割合
かきまは
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきまは
(逆引き)
粗
(
ざつ
)
と
水
(
みづ
)
に
漬
(
つ
)
けて、ぐいと
絞
(
しぼ
)
つて、
醤油
(
しやうゆ
)
で
掻𢌞
(
かきまは
)
せば
直
(
す
)
ぐに
食
(
た
)
べられる。……
私
(
わたし
)
たち
小學校
(
せうがくかう
)
へ
通
(
かよ
)
ふ
時分
(
じぶん
)
に、
辨當
(
べんたう
)
の
菜
(
さい
)
が、よく
此
(
これ
)
だつた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
己が
儘
(
まゝ
)
に
掻𢌞
(
かきまは
)
し
我儘
(
わがまゝ
)
氣儘
(
きまゝ
)
に
振舞
(
ふるまひ
)
居
(
ゐ
)
たりしが何時しか町内廻りの
髮結
(
かみゆひ
)
清三郎と
密通
(
みつつう
)
をなし
内外
(
うちそと
)
の目を忍びて物見遊山に
浪費
(
ついえ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お定は馬に
乾秣
(
やた
)
を
刻
(
き
)
つて鹽水に
掻𢌞
(
かきまは
)
して
與
(
や
)
つて、一擔ぎ水を汲んで來てから夕餉の膳に坐つたが、無暗に氣がそはそはしてゐて、麥八分の飯を二膳とは喰べなかつた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
掻𢌞(かきまは)の例文をもっと
(5作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
𢌞
部首:⼵
8画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
“掻𢌞”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
石川啄木