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乾秣
ふりがな文庫
“乾秣”の読み方と例文
読み方
割合
やた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やた
(逆引き)
お定は馬に
乾秣
(
やた
)
を
刻
(
き
)
つて鹽水に
掻𢌞
(
かきまは
)
して
與
(
や
)
つて、一擔ぎ水を汲んで來てから夕餉の膳に坐つたが、無暗に氣がそはそはしてゐて、麥八分の飯を二膳とは喰べなかつた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お定は馬に
乾秣
(
やた
)
を
刻
(
き
)
つて塩水に掻廻して
与
(
や
)
つて、一担ぎ水を汲んで来てから夕餉の膳に坐つたが、無暗に気がそは/\してゐて、麦八分の飯を二膳とは喰べなかつた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お定はすぐ起きて、
寢室
(
ねま
)
にしてゐる四疊半許りの板敷を出た。手探りに
草履
(
ざうり
)
を
突
(
つゝ
)
かけて、表裏の入口を開けると、厩では
乾秣
(
やた
)
を
欲
(
ほ
)
しがる馬の、破目板を
蹴
(
け
)
る音がゴトゴトと鳴る。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
乾秣(やた)の例文をもっと
(2作品)
見る
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
秣
漢検1級
部首:⽲
10画
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乾秣場
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