“寢室”のいろいろな読み方と例文
新字:寝室
読み方割合
しんしつ37.5%
ねま37.5%
ねべや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、果(はて)は亭主(ていしゆ)が、蚤(のみ)を除(よ)けるための蚤(のみ)の巣(す)に成(な)つて、棕櫚(しゆろ)の毛(け)を全身(ぜんしん)に纏(まと)つて、素裸(すつぱだか)で、寢室(しんしつ)の縁(えん)の下(した)へ潛(もぐ)り潛(もぐ)り、一夏(ひとなつ)のうちに狂死(くるひじに)をした。——
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
ロミオは汝等(おぬしら)をば寢室(ねま)への通路(かよひぢ)にせうとお思(おも)やったに、予(わし)は志望(おもひ)を能(え)い遂(と)げいで、處女(をとめ)のまゝで世(よ)を去(さ)るのぢゃ。さ、綱(つな)よ。さ、乳母(うば)よ。これから婚禮(こんれい)の床(とこ)へ往(ゆ)かう。
母子草(はゝこぐさ)、すいた人の指にはめた脆い蛋白花(オパアル)、寢室(ねべや)でもつて、月を映してみるつもりか。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)