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寢言
ふりがな文庫
“寢言”の読み方と例文
新字:
寝言
読み方
割合
ねごと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねごと
(逆引き)
或る晩に床の中で眼をつぶつたまま
寢言
(
ねごと
)
のふりして、まんねんひつ、まんねんひつ、と隣部屋で客と對談中の父へ低く呼びかけた事があつたけれど
思ひ出
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
商ふ
物賣
(
ものうり
)
の聲も
花街
(
くるわ
)
の
夜
(
よ
)
商人
(
あきんど
)
丁稚
(
でつち
)
の
寢言
(
ねごと
)
も
禿
(
かふろ
)
と聞え犬の
遠吼
(
とほぼえ
)
按摩針
(
あんまはり
)
の聲迄も
都
(
すべ
)
て
廓中
(
くるわ
)
の事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まるで
酒場
(
さかば
)
の
醉
(
よ
)
ひどれのやうな
兵士
(
へいし
)
の
集團
(
しふだん
)
は
濕
(
しめ
)
つた
路上
(
ろじやう
)
に
重
(
おも
)
い
靴
(
くつ
)
を
引
(
ひ
)
き
摺
(
ず
)
りながら、
革具
(
かはぐ
)
をぎゆつぎゆつ
軋
(
きし
)
らせながら
劍鞘
(
けんざや
)
を
互
(
たがひ
)
にかち
合
(
あは
)
せながら、
折折
(
をりをり
)
寢言
(
ねごと
)
のやうな
唸
(
うな
)
り
聲
(
ごゑ
)
を
立
(
た
)
てながら
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
寢言(ねごと)の例文をもっと
(5作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“寢”で始まる語句
寢
寢床
寢臺
寢衣
寢覺
寢室
寢所
寢顏
寢込
寢息
“寢言”のふりがなが多い著者
ルイス・キャロル
作者不詳
桑原隲蔵
南部修太郎
太宰治