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寢息
ふりがな文庫
“寢息”の読み方と例文
新字:
寝息
読み方
割合
ねいき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねいき
(逆引き)
跡に殘して
出行
(
いでゆき
)
けり是より家内も夫々に休み座敷々々も一同に
深々
(
しん/\
)
と
更渡
(
ふけわた
)
り聞ゆるものは
鼾
(
いびき
)
の聲ばかりなり然るに彼町人體の男は家内の
寢息
(
ねいき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寢息
(
ねいき
)
もやがて
夜着
(
よぎ
)
の
襟
(
えり
)
に
白
(
しろ
)
く
花咲
(
はなさ
)
くであらう、これが
草津
(
くさつ
)
の
常
(
つね
)
の
夜
(
よる
)
なのである。けれども
馴
(
な
)
れては
何物
(
なにもの
)
も
懷
(
なつか
)
しい、
吹雪
(
ふゞき
)
よ、
遠慮
(
ゑんりよ
)
なく
私
(
わたし
)
の
顏
(
かほ
)
を
撫
(
な
)
でゝゆけ!
日の光を浴びて
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
暫くして、餘りの
眩
(
まばゆ
)
さに海から眼を外らして前を見ると、つい先刻まで私と話してゐた若い警官は、布製の寢椅子に凭つたまゝ、既に
快
(
こころよ
)
げな
寢息
(
ねいき
)
を立ててゐた。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
寢息(ねいき)の例文をもっと
(4作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“寢”で始まる語句
寢
寢床
寢臺
寢衣
寢覺
寢室
寢顏
寢所
寢言
寢込
“寢息”のふりがなが多い著者
水野仙子
作者不詳
中島敦
北原白秋