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深々
ふりがな文庫
“深々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふかぶか
40.7%
しんしん
29.6%
しん/\
14.8%
ふか/″\
11.1%
ふかふか
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふかぶか
(逆引き)
しかし彼女はそれを聞くと、もう欲にも我慢がしきれなくなった。そして右の手を
深々
(
ふかぶか
)
と帯の間にさし込んだまま立ち上がりざま
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
深々(ふかぶか)の例文をもっと
(11作品)
見る
しんしん
(逆引き)
深々
(
しんしん
)
と胸にも雪が降り積むようだ……。そして白々しい虚無がおれをたまらぬ淋しい子にひがませている。急に、父の
皇
(
きみ
)
へお会いしたくなったのだ。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
深々(しんしん)の例文をもっと
(8作品)
見る
しん/\
(逆引き)
跡に殘して
出行
(
いでゆき
)
けり是より家内も夫々に休み座敷々々も一同に
深々
(
しん/\
)
と
更渡
(
ふけわた
)
り聞ゆるものは
鼾
(
いびき
)
の聲ばかりなり然るに彼町人體の男は家内の
寢息
(
ねいき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
深々(しん/\)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ふか/″\
(逆引き)
次の間に
寢入
(
ねいり
)
し
風
(
ふう
)
の吉兵衞は
委
(
くはし
)
く聞取り扨こそ案に
違
(
たが
)
はざりし山賊の
張本
(
ちやうほん
)
なりけり
斯
(
かく
)
深々
(
ふか/″\
)
と
穽
(
あな
)
の内に落し身の
今更
(
いまさら
)
迯
(
にげる
)
とも
迯
(
にが
)
さんや去乍ら大望のある身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
深々(ふか/″\)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふかふか
(逆引き)
年紀
(
としのころ
)
二十六七と見えて、
身材
(
たけ
)
は高からず、色やや
蒼
(
あを
)
き
痩顔
(
やせがほ
)
の
険
(
むづか
)
しげに
口髭逞
(
くちひげたくまし
)
く、髪の
生
(
お
)
ひ乱れたるに
深々
(
ふかふか
)
と紺ネルトンの
二重外套
(
にじゆうまわし
)
の
襟
(
えり
)
を立てて、黒の中折帽を脱ぎて手にしつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
深々(ふかふか)の例文をもっと
(1作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
々
3画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深窓
深沈
“深々”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
火野葦平
高山樗牛
橘外男
甲賀三郎
作者不詳
北村透谷
高浜虚子
有島武郎
三遊亭円朝