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深窓
ふりがな文庫
“深窓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんそう
85.7%
しんさう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんそう
(逆引き)
品
(
ひん
)
よしと
喜
(
よろ
)
こぶ
人
(
ひと
)
ありけり十九といへど
深窓
(
しんそう
)
の
育
(
そだ
)
ちは
室咲
(
むろざ
)
きも
同
(
おな
)
じこと
世
(
よ
)
の
風
(
かぜ
)
知
(
し
)
らねど
松風
(
まつ ぜ
)
の
響
(
ひゞ
)
きは
通
(
かよ
)
ふ
瓜琴
(
つまごと
)
のしらべに
長
(
なが
)
き
春日
(
はるび
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
深窓
(
しんそう
)
な育ちでも、どこか女
伊達
(
だて
)
めいた気風をもって、おそろしく仁義礼智の教えを守って——姿の薄化粧のように、魂も洗おうとした。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
深窓(しんそう)の例文をもっと
(18作品)
見る
しんさう
(逆引き)
さりとて
用人
(
ようにん
)
の
若御新姐
(
わかごしんぞ
)
、さして
深窓
(
しんさう
)
のと
云
(
い
)
ふではないから、
隨分
(
ずゐぶん
)
臺所口
(
だいどころぐち
)
、
庭前
(
にはさき
)
では、
朝
(
あさ
)
に、
夕
(
ゆふ
)
に、
其
(
そ
)
の
下
(
した
)
がひの
褄
(
つま
)
の、
媚
(
なまめ
)
かしいのさへ、ちら/\
見
(
み
)
られる。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
店藏
(
みせくら
)
ばかりに圍まれてゐる
問屋町
(
とんやまち
)
の、日本橋區内の、およそ政治には縁の遠い、
深窓
(
しんさう
)
とまで
大家
(
たいけ
)
ぶらないでも、世の中のことを明白には知らせて貰へなかつた娘たちにも
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
深窓(しんさう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“深窓”の意味
《名詞》
家の中の奥にある居間。
上流家庭。
(出典:Wiktionary)
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈
“深窓”のふりがなが多い著者
吉川英治
樋口一葉
小栗虫太郎
泉鏡太郎
佐々木邦
長谷川時雨
徳田秋声
有島武郎
佐々木味津三
石川啄木