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深沈
ふりがな文庫
“深沈”の読み方と例文
読み方
割合
しんちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんちん
(逆引き)
原始的にしてまた未来の風景がこの水にある。船は
翠嶂
(
すいしょう
)
山の下、
深沈
(
しんちん
)
とした
碧潭
(
へきたん
)
に来て、その
棹
(
さお
)
をとめた。
清閑
(
せいかん
)
にしてまた
飄々
(
ひょうひょう
)
としている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
「もとより、表面は——そういう
態
(
てい
)
にしてあるが、まことは……」右衛門尉は、
深沈
(
しんちん
)
と
更
(
ふ
)
けてゆく燭の蔭を、見まわした。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舟津の家なみや人のゆききや、馬のゆくのも子どもの遊ぶのも、また湖水の
深沈
(
しんちん
)
としずかなありさまやが、ことごとく夢中の光景としか思えない。
河口湖
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
深沈(しんちん)の例文をもっと
(19作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深窓
“深沈”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
林不忘
吉川英治
新渡戸稲造
北原白秋
伊藤左千夫
久生十蘭
国枝史郎
野村胡堂