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『河口湖』
ふりがな文庫
『
河口湖
(
かわぐちこ
)
』
段ばしごがギチギチ音がする。まもなくふすまがあく。茶盆をふすまの片辺へおいて、すこぶるていねいにおじぎをした女は宿の娘らしい。霜枯れのしずかなこのごろ、空もしぐれもようで湖水の水はいよいよおちついて見える。しばらく客というもののなかったよう …
著者
伊藤左千夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上端
(
じょうたん
)
丈
(
じょう
)
木
(
ぼく
)
空
(
くう
)
現世
(
げんせ
)
予
(
よ
)
草
(
そう
)
片辺
(
かたべ
)
紅
(
くれない
)
木
(
こ
)
黄葉
(
こうよう
)
櫓
(
ろ
)
湖
(
みずうみ
)
老爺
(
ろうや
)
草木
(
そうもく
)
辺
(
へん
)
通
(
かよ
)
遠長
(
とおなが
)
小
(
こ
)
化力
(
かりょく
)
大黒
(
だいこく
)
紅蓮
(
ぐれん
)
緑青
(
ろくしょう
)
縞
(
しま
)
大
(
おお
)
舟子
(
かこ
)
舟津
(
ふなづ
)
舟足
(
ふなあし
)
境
(
さかい
)
如才
(
じょさい
)
赤松
(
あかまつ
)
勝山
(
かつやま
)
出鳴
(
でな
)
二十
(
はたち
)
陶然
(
とうぜん
)
雑木
(
ぞうき
)
飯
(
めし
)
駿河
(
するが
)
鵜島
(
うじま
)
中食
(
ちゅうじき
)
平生
(
へいぜい
)
感興
(
かんきょう
)
梭
(
ひ
)
楓樹
(
ふうじゅ
)
意中
(
いちゅう
)
櫓声
(
ろせい
)
櫟
(
くぬぎ
)
法華
(
ほっけ
)
深沈
(
しんちん
)
渚
(
なぎさ
)
弁天
(
べんてん
)
笑顔
(
えがお
)
玉松
(
たままつ
)
珊瑚
(
さんご
)
瓠
(
ひさご
)
甲斐
(
かい
)
申
(
もう
)
石
(
いし
)
磯
(
いそ
)
秦皮
(
とねりこ
)
暗
(
くら
)