“雑木”のいろいろな読み方と例文
旧字:雜木
読み方割合
ぞうき74.1%
ざふき13.8%
ざうき5.2%
ざつぼく1.7%
ざふぎ1.7%
ざわき1.7%
ぞうぼく1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右側の雑木の一団が月の陰をこしらえている処に、細ぼそとしたカンテラのいて、女が一人裁縫しながら外の方を見ていた。
草藪の中 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「これが出来たのでとが続いてゐる所が見えなくなりました。茶席など造るより、あの辺の雑木でも払へばよろしいにな。」
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
で、其処温泉宿だ、とへて、山間つたへ、……背負つてた、びた雑木を、身躰ごとにして、ざつとつてく。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼方此方にむらむらと立老松奇檜は、を交じえ葉を折重ねて鬱蒼としても深く、観る者の心までがく染りそうなに引替え、桜杏桃李雑木は、老木稚木も押なべて一様に枯葉勝な立姿
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
西仏はもう崖の下へ向って、雑木にすがりながらずるずると先へ、り降りていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)