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踈
ふりがな文庫
“踈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うと
62.5%
まば
25.0%
おろそか
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うと
(逆引き)
彼等の通学せし頃さへ親々は互に
識
(
し
)
らで過ぎたりしに、今は二人の
往来
(
おうらい
)
も
漸
(
やうや
)
く
踈
(
うと
)
くなりけるに及びて、
俄
(
にはか
)
にその母の
来
(
きた
)
れるは、
如何
(
いか
)
なる
故
(
ゆゑ
)
にか、と宮も
両親
(
ふたおや
)
も
怪
(
あやし
)
き事に
念
(
おも
)
へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
踈(うと)の例文をもっと
(5作品)
見る
まば
(逆引き)
家の者が来て火を
点
(
つ
)
けた。周の容貌は変じて成となっていた。周はもと
髭
(
ひげ
)
が多かった。周は手をやって
頷
(
あご
)
をなでてみた。そこには
幾莖
(
すうほん
)
の髭が
踈
(
まば
)
らに生えているのみであった。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
踈(まば)の例文をもっと
(2作品)
見る
おろそか
(逆引き)
独奈
(
ひとりいかん
)
せん、才
踈
(
おろそか
)
ニ識浅く
加之
(
しかのみならず
)
、単
身孤
(
四字消
)
剣、窮困資材ニ
乏
(
とぼしき
)
故に成功
速
(
すみやか
)
ならず、然に略海軍の起歩をなす。是老兄の知所なり。数年間東西に奔走し、屡〻故人に遇て路人の如くす。
手紙:039 慶応二年十一月 溝淵広之丞あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
踈(おろそか)の例文をもっと
(1作品)
見る
踈
部首:⾜
14画
“踈”を含む語句
可踈
御踈遠
踈匆
踈忽
踈濶
踈雑
“踈”のふりがなが多い著者
アンナ・ド・ノアイユ
尾崎紅葉
蒲 松齢
樋口一葉
泉鏡太郎
北原白秋
坂本竜馬
泉鏡花